派遣は高時給! その相場と働く前に知っておきたい雇用契約のこと

アルバイトやパートよりも時給が高いことが大きな魅力といえる派遣。どのような仕事にどれくらいの時給が支払われているのか、主な職種の時給相場をお伝えします。しかし、高時給だけに目を向けるのではなく、派遣社員ならではの雇用契約がどのようなものかを押さえておきましょう。そこで今回は、職種別の時給相場をはじめとして、3種類ある派遣契約の違いや、いわゆる「3年ルール」とその対策をご紹介します。非正規雇用の派遣だからこそついて回る雇用契約の特徴を、派遣で働きはじめる前に知っておきましょう!

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派遣の時給が知りたい!主な職種別の相場って?

派遣には事務や販売、軽作業などのさまざまな職種があります。アルバイトやパートに比べて時給の高さが魅力といえますので、まずはその時給相場を見てみましょう。

●派遣の職種別時給相場

派遣で募集している主な職種の時給相場は次のとおりです。

 

・オフィスワーク(一般事務、営業事務、経理事務など):1,000~1,500円

・販売(アパレル、雑貨、コスメなど):1,200~1,500円

・営業(ルート営業、ラウンダーなど):1,250~1,900円

・軽作業(仕分け、ピッキング、梱包など):1,000~1,300円

・製造(製造、組立、検査など):1,000~1,400円

・加工(製造機械オペレーター):1,300~1,550円

 

例えばオフィスワークである事務は、一般事務よりも営業事務や経理事務などの方が時給は上がります。販売には1,200円台もありますが、1,300円台で募集されている求人の方が多く、相場としては事務よりも高めの傾向があり、営業は総じてさらに時給が高めです。

軽作業は1,000~1,200円が中心で、製造となると時給水準が上がります。製造でもフォークリフトの免許所有者は時給が上がり、加工機械のオペレーターは1,300円以上という求人が多く見受けられます。

上記の求人は、関東の求人を中心としたものです。関東や関西などの大都市圏に比べると、一部の地域では100~200円程度時給相場が低い場合があり、派遣の時給には若干の地域差があるといえるでしょう。

●派遣会社によっても変わる時給相場

時給を左右するのは、職種や地域だけではありません。同じ勤務先が募集している同じ仕事なのに、派遣会社A社とB社では時給が違うという求人を見たことはありませんか? それは、派遣会社の実力の違いからきているという場合があります。派遣会社の企業規模や実績、取り扱い分野、マージン、登録している人材の数、クオリティなどによっても時給は変わってきます。

派遣で働く場合には、登録を1社だけに絞らずに同時に数社登録をして、同じ仕事でも時給のいい仕事を紹介できる派遣会社を選ぶというのもひとつの考え方です。しかし、時給がよい仕事はそうたくさんあるわけではないため、案件自体が少ないという可能性があることも考慮しましょう。

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そもそも派遣ってどういう働き方? 社員やパートとの違いは?

派遣とはどういう働き方なのでしょうか? 正社員やパートとの違いを比較しながら、派遣の特徴を理解しましょう。ポイントになるのは、雇用契約の結び方と契約の期間が決まっていることの2つです。

●派遣の仕組み

正社員やパートは、勤務先と直接「無期限の雇用契約」を結びます。つまり、働く会社と雇われる会社が同じということです。しかし派遣は、働く会社と雇われる会社が違います。働く会社が派遣先、雇われる会社が派遣元です。派遣は、派遣元とは雇用関係があり、派遣先とは指揮命令関係があります。指揮命令関係とは、実際の仕事をする上で派遣先が指示を出し、派遣社員がその指示を受けて業務を遂行する関係です。実際の仕事は派遣先でおこない、給料は派遣元からもらうという関係ともいえます。

雇用契約の期間が決まっているのも、派遣という働き方の特徴のひとつです。雇用契約の期間は、一般的には3~6か月、長い場合には12か月で、その都度、契約更新をします。派遣社員と派遣先の双方が契約を続けたいと合意した場合には、派遣社員は派遣元と次の雇用契約を結びますが、どちらかが契約を終わらせたいと希望すれば、契約を満了する方向で調整が始まります。

●派遣の職種

派遣には派遣法で定められた職種があり、それは派遣法(労働者派遣法)に基づいています。派遣法で禁じられている職種は、建設業務や警備業務、弁護士や司法書士などのいわゆる士業、港湾運送業務などです。医療関連業務は、条件付きで派遣が認められています。

●社員とは違う点

派遣社員が、正社員や契約社員と異なる点を確認しましょう。まずは業務範囲です。雇用契約を結ぶ際に業務内容を決めておく必要があるため、派遣は担当業務が決まっていることが多くあります。不明確な部分については、その都度確認をしていきましょう。

給料は派遣元から受け取ります。時給で支払われることが多いですが、まれに月給制の場合もあります。ボーナスは原則として支給されず、派遣先までの交通費は自己負担です。有給休暇の付与日数は派遣元により定められた日数となり、使用する際は派遣元のルールに従います。健康診断も派遣元が準備します。業務に必要なトレーニングについては、派遣元や派遣先と相談しながら受けるのが一般的です。

●パートとは違う点

次に、パートと違う点について確認しましょう。派遣は週5日勤務のケースが多く、その分、1か月あたりの収入がグッと上がります。扶養範囲から外れてしまうため、健康保険や雇用保険、年金などの社会保険料は自分で負担することになります。パートは正社員と同じく無期限の直接雇用ですが、派遣は一定の期間で契約更新をしていきますので、更新がなければ次の派遣の仕事を紹介してもらいましょう。

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派遣の種類は3種類! あなたはどれを選ぶ?

一口に派遣といっても、実は3種類の契約があることを知っていますか? 登録型派遣と常駐型派遣、紹介予定派遣です。ここで、それぞれの派遣契約の特徴を押さえておきましょう。

●登録型派遣

もっとも一般的なのは、派遣会社に登録をして期間限定の雇用契約を結ぶスタイルです。派遣会社(派遣元)の契約社員になることを意味します。就業期間中だけ派遣元と雇用契約が発生しますので、就業先(派遣先)の会社との派遣契約が終われば、派遣会社からの給料の支払いがなくなります。

雇用と収入が不安定になりやすいのが特徴のひとつといえますが、仕事の内容や勤務地、勤務時間などの選択肢が多く、プライベートの時間を確保しやすいことは大きな魅力といえるでしょう。求人の数や職種が多く、未経験やブランクOKの求人もあり、派遣会社のコーディネーターが相談に乗ってくれるので就業のしやすさがメリットです。

●常用型派遣

派遣会社(派遣元)と無期雇用契約を結ぶ社員になるという方法もあります。この場合、就業先(派遣先)との派遣契約が終わっても、派遣会社(派遣元)との雇用契約は継続していますので、次の派遣先が見つかるまでの間も給料が支払われます。研究開発や専門技術を持っているなど、専門職に特化している派遣会社が多くあります。

●紹介予定派遣

紹介予定派遣とは、最長6か月という派遣期間を経て、派遣先に社員(正社員または契約社員)として採用される前提で働きはじめる形態です。派遣社員と派遣先の双方にとって、どのような雰囲気の会社なのか、職場の人間関係、勤務態度、求められる能力やポテンシャルがあるかなどを見極める期間が設けられているため、ミスマッチを防ぐ役割を果たしています。

社員になるには双方の合意が必要ですので、必ず社員になれるとは限りません。しかし、常用型派遣に比べて募集している職種が幅広く、社員になるチャンスが多いのが特徴です。一般的に社員として採用される場合には、書類選考と数回の面接を経て決まりますが、紹介予定であれば実際に就業してから判断ができるため、納得感が高いといえるでしょう。

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よく聞く「3年ルール」って? 派遣では同じ職場で長く働けないの?

派遣で働きはじめる前に知っておいた方がいいことがあります。それは、派遣法で定められている、いわゆる「3年ルール」です。派遣社員は避けて通ることのできないルールですから、しっかりと理解しておきましょう。

●「3年ルール」とは

2015年9月に派遣法が改正され、同じ会社の同じ部署で同じ人が3年以上働くことができなくなりました。「人で3年ルール」ともいい、3年目を迎える日を抵触日といいます。この抵触日までに、派遣会社と派遣先は適切な対応を取らなければなりませんし、派遣社員も自分の希望を決めておく必要があります。

●3年を超えるときはどうなるの?

3年を超える場合には、4つの選択肢があります。

① 派遣先と直接雇用契約が結べるよう、派遣元から依頼してもらう

② 派遣元と無期雇用契約を結び、常用型派遣として働く

③ 派遣元からまた別の派遣先を紹介してもらう

④ そのほか安定した雇用の継続を図るための措置を講じる

 

派遣で同じ職場で長く働き続けたい場合、派遣先との直接雇用契約への切り替えについては、派遣社員と派遣先が合意に至れば、派遣先の社員になることができます。しかし、派遣法で定められているのは「派遣元が派遣先に直接雇用を依頼する義務」です。つまり、派遣先は派遣社員を直接雇用に切り替えなければならないわけでもなく、切り替えなかったからといって何か罰則があるわけでもありません。派遣社員は3年働いても派遣先の社員になれない可能性があることも覚えておきましょう。

そのまま同じ派遣先の同じ部署で働きたい場合には、派遣元と無期雇用契約を結べば、3年を超えて同じ会社の同じ部署で派遣社員として働くことができます。

派遣社員として働きたいけれど、同じ会社の同じ部署でなくてもいいという場合には、また別の派遣先を紹介してもらい、新たにスタートすれば「3年ルール」に抵触することなく問題ありません。同じ会社なら同じ部署でなくてもいいという場合には、派遣元と派遣先が協議をし、別の部署で働く派遣契約を結べばまた最長3年働くことができます。

そのほか、安定した雇用の継続を図るための措置とは、具体的には紹介予定派遣など、正規雇用につながるような対策を講じることを意味します。

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派遣の時給相場と雇用契約を理解した上で、がっつり稼ごう!

求人が多く、比較的働く時間やエリアの希望がかなえられ、時給相場が高いことが派遣の魅力です。しかし、派遣で働きはじめる前に確認しておきたいことがあります。それは将来にわたり派遣で長く働き続けたいかどうかです。働きはじめると3年で自動的にハードルがやってきますので、その間によく考えておきましょう。遅かれ早かれ、結論を出さなければなりません。

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