副業とは?正しく知ってしっかり稼ぐための4大ヒント!押さえておくべきポイントはココ!

「副業をしてみたい」「空いている時間で小遣い稼ぎをしたい」けど、いざはじめようとすると、副業ってどのようにはじめればよいのか、どんな仕事があるのかわからないもの。本業との両立はできるのか、申告はどうなるのかなど、気になるところですよね。副業をはじめる前に、まずは副業とはどんなものか、どういった職種があるのかといった、副業のポイントをご紹介。副業についての正しい知識を得て、副業に関する疑問や不安を解決し、自分にあった副業を探してみましょう。

ヒント1:改めて知りたい!副業とはどんなもの?

働き方が多様化しつつある時代、副業解禁の流れが加速し仕事の定義もさまざまに。本業と副業、複業と兼業の境も曖昧になりつつある今、知っているつもりになっているかもしれないところを改めて確認してみましょう。

●副業の定義を知ろう

副業について、実は法律上明確な定義はありません。本業のかたわら副収入を得るために行う本業以外の就労全般を指します。一方本業は、会社員やパート・バイトなどの雇用契約に基づく働き方のほか、自営業や自由業などを含む本来の職業・本職を指します。主とする職業のことなので、学生や主婦は本業の定義にあてはまりません。副業はサイドビジネスとも呼び、お小遣い稼ぎ程度の収入から起業や資産運用をする投資まで、その種類は幅広くあります。

また、混同されやすい「複業」「兼業」の定義は以下のとおりです。

「複業」とは、メインの仕事を2つ3つと複数掛け持ちする働き方で、どの仕事も比重が同じ場合に用いられます。パラレルワークともいいます。

「兼業」とは、本業以外にもう一つの事業などを営む場合などに用いられ、時間や曜日・時期によって異なる職種に従事することも指しています。副業と同じように使われており、ダブルワークともいいます(本記事では、ダブルワークも副業と定義しています)。

●副業の種類について

副業の就業スタイルも幅広く、アルバイト・在宅ビジネス・内職・派遣などがあります。また、会社など名義を貸す社外役員も副業にあたります。

【代表的な副業例】

*夜間・週末・連休中などのバイト:飲食店、軽作業、コンビニ、塾講師など
*業務委託による在宅ビジネス:アフィリエイト、Webライティング、ネットショップ運営など
*通勤中のスキマ時間などを利用したポイ活:ポイントサイト、ゲームやアンケート回答など
*サービスを提供するサイトや会社に登録:覆面調査、美容モニター、スマホワークなど

●どのくらいの収入の人が副業をやっているの?

厚生労働省のデータで、本業の業種別に副業の業種を見てみると、全体的に本業と副業が同じ業種の割合が高いことがわかっています。また、副業の仕事内容では「専門的・技術的職業」「サービス職業」の割合が高くなっています。副業をしている人の本業の月収別に見てみると、「一つの仕事だけでは収入が少なくて、生活自体ができないから」と答えた人では10万円から20万円未満が38.2%と最も多く、「収入を増やしたいから」と答えた人では20万円から30万円未満が最も多いという結果でした。

●それぞれの副業の平均労働時間は?

副業・兼業先の1週間の平均労働時間は、半数近い人が週平均1時間~9時間という結果になっています。こちらは「本業先に雇用関係があり、副業先に雇用関係がない人(フリーランス・個人事業主など)」のほうが、「本業先に雇用関係があり、副業先に雇用関係がある人(バイト・パートなど)」を上回っています。

おおよそ稼げる金額はどのくらい?

男性会社員全体の1か月の副収入額の平均は29,104円。女性会社員全体では13,155円となっており、その収入源は「ポイント・アンケートサイト」が約6割と最も多くなっています。

【各副業の収入の目安】

*アンケートモニター・データ入力・フリマサイトなど:月数千円~1万円
*アルバイト・覆面調査・座談会出席・Webライティングなど:月1万円~5万円
*アフィリエイト・動画編集・プログラミングなど:月5万円~10万円

ただし、スキルや経験の有無により変わります。

ヒント2:副業をする時に押さえておきたい5つのポイント

副業についてわかったところで、次ははじめる前に押さえておくべきことについて知っておきましょう。ここでは副業をはじめる前に心得ておくべき5つのポイントについてお伝えします。

1.各雇用形態における副業前の確認規則

●会社員は就業規則を確認

本業が会社員の場合、副業の可否が明記されている就業規則を確認する必要があります。副業が認められている場合は申請方法などのルールがあり、勤務する会社や仕事内容によって禁止されている副業もあります。どの副業が禁止でどの副業が可能かは勤務先によって異なります。

厚生労働省作成「モデル就業規則」

第14章 副業・兼業
(副業・兼業)
第68条 労働者は、勤務時間外において、他の会社等の業務に従事することができる。
2 労働者は、前項の業務に従事するにあたっては、事前に、会社に所定の届出を行うものとする。
3 第1項の業務に従事することにより、次の各号のいずれかに該当する場合には、会社は、これを禁止又は制限することができる。
① 労務提供上の支障がある場合
② 企業秘密が漏洩する場合
③ 会社の名誉や信用を損なう行為や、信頼関係を破壊する行為がある場合
④ 競業により、企業の利益を害する場合

●個人事業主として副業する場合

副業をはじめるにあたって個人事業主の働き方を選択した場合、開業してから原則1か月以内に居住地を管轄する税務署に「個人事業の開業・廃業等届出書(開業届)」を提出することになっています。また、確定申告をメリットの多い青色申告にする場合は、「所得税の青色申告承認申請書」も同時に提出しておくと便利です。将来法人化を考えている場合も、個人事業主届けをしておくことは社会的信用を得る意味で有効です。

2.副業によって会社が被る可能性のあるリスクとは

副業を解禁する会社が増えている一方、多くの会社が副業を禁止する理由はこんなことにあります。勤務先が禁止したくなるような下記の理由に注意しましょう。

*情報漏洩
会社の機密情報が競合に漏れるなど、実害が出てしまう恐れがある。

*本業への影響
副業に精を出すあまり、本業がおろそかになってしまうことがある。労働時間が長くなり本業に専念できない。

*健康問題
日々のスケジュールが過密になり、体調を壊し欠勤や休職をしてしまう。就労調整を余儀なくされる。

*人材流出
副業の方が面白くなり退職・転職してしまう。

3.副業時間の目安をどのくらいにするかを決める

前述のとおり、副業に費やす時間は週平均1~9時間が最も多くなっています。会社員の場合は、通勤中や休憩時間、働き方改革で残業が減ってできた退社後の余暇の利用など。産休中や育休中の主婦の場合は、育児・家事との割合で捻出できる時間の目安を計算してみましょう。5分・10分といったスキマ時間を活用するか、1~2時間といったまとまった時間を使うのかを考えると、どんな副業ができるかを選ぶ材料になります。

4.副業をしたら申告は必須?

副業をすると収入を得るので税負担の義務が発生します。しかし収入によって必要になる申告の可否が異なるため基礎知識を身に付けておきましょう。ただし、個々の事情によって申告の必要性は変わるので、国税庁などのサイトでよく確認しましょう。

*収入-経費=所得が20万円以下なら申告の必要はない
*副業をするために使った費用=経費は計上できる
*税務署へ提出する申告書や申請書などには、マイナンバーの記載が毎回必要

5.副業をするうえで気をつけること

本業のかたわら副業をするということは労働時間が長くなり、休息や余暇の時間が減ることにもなります。そのため、以下のような点に注意が必要です。

*スケジュール管理→忙しくなってくると無理な予定を組んでしまうことも。突発的な事態にも対応できるよう余裕を持ったスケジュールを心がけましょう。

*体調管理→睡眠時間を削ったり、食事がおろそかになったりすることで体調に悪影響を与える場合も。元気に働き続けるには体が資本です。定期健診を受けるなど健康には十分注意しましょう。

*本業とのバランス→本業に支障が出るような副業の仕方では本末転倒です。副業はあくまでサブの仕事、副収入を得る手段と割り切り、本業がおろそかにならないよう気を付けましょう。

ヒント3:副業がマイナスになってしまう理由、その対策法とは?

本業の収入や自分のキャリアにプラスになるようにはじめた副業が、マイナスになってしまうケースも。ここでは副業をすることがマイナスになってしまう理由についてご紹介します。

●副業と本業のバランスは取らないと危険!?

どんな副業をするのかの選択では、まず「本業の業務時間外」でできる仕事を選ぶのが鉄則です。帰宅後、休みの日などをメインにすることで本業への支障を減らすことができ、本業でトラブルにならずに副業を続けることができます。

●勤務先への相談は何を注意するべき!?

会社で副業が禁止されている場合、知られてペナルティになるよりは信頼できる上司や関係部署である人事に相談してみるのも一案です。意外にあっさりOKが出る場合もありますが、そこに持っていくには報告するときの話し方も重要です。話し方のコツとしては、本業にプラスの影響があるメリットが大きいこと、本業と関係のない仕事を選び、帰宅後や休日の本業に影響のない時間帯に行うなどのルールを守ることを伝えましょう。

●うまい話を提示する怪しい副業に注意するには!?

副業とネット検索すると、なかには「誰でもすぐに確実に高収入!」などと謳う企業を見かけることも。うまい話には裏があると心得、信頼のおける企業かどうかを3つのチェックで調べましょう。

①企業の公式サイトをチェック!:住所・電話番号などの問い合わせ先、業務実績や取引先企業など
➁ネットで口コミや評判をチェック!:口コミや評判が見つからない場合は、実績や実体のない可能性も
③登録料などの費用負担をチェック!:高額な登録料や教材費を請求されるケースでは、負担した費用の回収ができない場合も

ヒント4:自分に合った副業をうまく探すためのコツ

副業についての概要や現状、仕事の種類や押さえるべきポイント、プラス面・マイナス面などを知ったあとは、いよいよ自分に合った副業を探すために考えるべきことを整理して探してみましょう。

●副業の目的について改めて考える

何のために副業をするのかによって選ぶ仕事が変わってきます。目的をはっきりさせることで、本業と副業との二重生活を送っていても、副業を詰め込みすぎることなく本業にマイナスな影響を与えることを回避できます。目的が一つではない場合は優先順位を付けておくことも有効です。

【副業する主な目的例】

・お金を稼ぐ
・スキルを高める
・キャリアを伸ばす
・視野を広げる
・人脈を築く

●どのくらいの収入が欲しいのかを算出する

副業で収入を得る理由が「一つの仕事だけでは収入が少なくて、生活自体ができないから」という場合、一度、生活費や将来の備えを考慮して、あとどれくらい必要なのか算出してみましょう。

「収入を増やしたいから」という理由が副業の目的の場合、副業に費やせる時間と労力を考えて、手始めにお小遣いが増える程度の額をめざしてみてはいかがでしょうか。

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●副業案件(業務委託案件 )の探し方

業務委託案件の受注方法についてご紹介します。

*クラウドソーシングサービスに登録
クラウドソーシング企業にクラウドワーカーとして登録し、企業のサイトで公開募集している仕事に応募します。仕事のやりとりは発注元と直接行い、報酬の支払いはクラウドソーシング企業から行われます。

*エージェントの利用
そのほか、発注元企業との仲介役となって契約や報酬の回収を行うSOHOエージェントに登録する方法もあります。

*直接受注
友人・知人などに頼んでおくと、何かのタイミングで仕事を紹介してくれることもあります。

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副業とは本業があってこそ成り立つもの!目的に合わせた選択を

副業とは複業や兼業とどう違うのか、どんな種類があってどう探せばいいのか、そしてどれくらい稼げるものなのかなどについて見てきました。副業をすることは、収入源を複数確保することや収入総額を増やすことだけでなく、スキルアップや所持している資格の活用・自分の市場価値を高める目的もあります。また、本業は生活のためと割り切って、副業で自分のやりたいことをするという人も多くいます。その反面、安易にはじめてしまうと労働時間が長くなり、睡眠時間を削る、体を酷使するなど、結果として本業への支障がでてしまいかねません。副業を正しく知って、自分のライフスタイルや目的にあった仕事を探してみましょう。