成果報酬と成功報酬の違いを教えて!お仕事を受けるときのポイント

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成果報酬と成功報酬の違いを教えて!お仕事を受けるときのポイント

お仕事を探すとき、「成果報酬」「成功報酬」という言葉を目にすることはありませんか。在宅ワークの中には、報酬を受け取るための一定の条件が、依頼先から設定されているものも増えています。

お仕事終了後、支払われる報酬金額に直接影響する言葉なので、しっかり確認しておきたいところですよね。認識の違いからくるトラブルを避けるためにも、どんな違いがあるのかお仕事を受ける前に、ここでキチンと把握しておきましょう。

成果報酬ってどんな仕組み?どうすればお金がもらえるの?

在宅ワークのお仕事によっては、「成果報酬」という条件がつくことがあります。この「成果」とは、どのような意味で使われているのか、お仕事を受ける前にしっかりと内容を確認しておきたいところです。

●成果報酬ってどんな仕組み?
成果報酬とは「依頼先の“求める成果”に対して、一定以上結果を提示することで報酬を受け取れる」という仕組みです。成果報酬の「成果」が何を指しているのは、お仕事によって千差万別。最初にしっかりと求められている成果について、確認しておくことが大切です。

また似た響きの「成功報酬」ですが、成果報酬とはまったく異なる意味合いを持つので注意が必要です。成功報酬の「成功」とは、“契約締結”“成約完了”など、直接売り上げにつながる結果が出た場合を意味します。例えば、ある商品を売った売上金のうち、10%が成功報酬として受け取れる契約の場合、そもそも商品が1個も売れなければ報酬はゼロになるということを知っておきましょう。また、報酬額は売り上げからの割合ではなく、固定されているケースが一般的です。

もちろん成果報酬であっても、仕事完了後に提示した結果が、依頼先の求める成果に届かない場合、受け取れる報酬額が上下することがあります。

どちらの方式であっても、あなたのできる範囲のお仕事を選ぶことが大切であり、依頼先に納得してもらえるような結果を提示することが、在宅ワーカーとして長くお仕事を続けられる秘訣だといえます。

●成果報酬が導入されている主な業種
フリーランスとしての働き方と「成果報酬」のお仕事は相性がよく、とくに目にする業種としては下記のような業種があります。

・記事作成
ウェブメディアを中心に原稿執筆関連のお仕事が多く、SNSでの比較的短い文章から、ブログ記事、アフィリエイト関連の広告記事など広い範囲に渡ります。

記事の単価と、期間内の制作本数が成果に設定され、成果の達成により報酬が支払われます。

・コンサルティング
さまざまな企業の「売上を拡大したい、業務改善したい」などの要望に対して、解決策、改善策を提案するお仕事です。設定した期間内での成果を基準にして報酬が支払われます。

・ファイナンシャルプランナー
依頼者の「保険」「投資」「各種ローン」などお金に関する相談を受け、経済的な生涯設計のアドバイスをするお仕事です。マイホーム、教育、税金、老後などの経済的な問題に対して、相談の単価とアドバイス内容を成果に設定し、報酬が支払われます。

・テレアポ・営業代行
各種企業の商品を、その企業に代わって多くの方々に提案するお仕事です。それぞれアポイント、営業代行の単価と期間内の総数を成果に設定することにより報酬が支払われます。

成果報酬のメリット・デメリットとは?

時間や場所に捉われず、依頼先の求める結果を出すことができれば、その成果に対する報酬を受け取れる「成果報酬」は、在宅ワーカーにとってとても魅力的な働き方ですが、お仕事を受ける場合、どのようなリスクを認識しておくべきでしょうか。ここでは成果報酬のメリットとデメリットについて考えてみましょう。

●メリット
・大きな成果を出せば報酬額が増える可能性がある
経験やスキルを活かすことが前提なので、設定されている成果の基準を上回る可能性が高いといえます。その結果として依頼先の満足度が上がり、継続契約、単価のアップなど当初の報酬額から大幅に増えることも十分に考えられます。

・自分の得意領域やスキルを活かせば、短期間で効率良く収入を得られる
経験値のある分野であれば、繋がりのあるフリーランス仲間、パートナー会社など、チーム体制、支援体制を構築し対応することができるでしょう。効率良くお仕事を進めることができることにより、成果に対して十分な結果を提示できる可能性が高くなるといえます。

また、経験値が増えるにしたがって、短期間で成果を上げられ、チームとともに新しいお仕事の依頼、勧誘などに増える可能性もあるでしょう。

●デメリット
・働いた時間と報酬の釣り合いが取れない可能性がある
依頼先から設定された成果の基準によっては、稼働時間が想定より大幅に伸びる可能性があります。その結果、働いた時間と受け取れる報酬のバランスが崩れてしまい、時給単価に換算すると低くなってしまい赤字となる可能性があるでしょう。

・受け取れる可能性がある報酬額が事前にわかりづらい
成果の基準が制作本数などの数値化されたものであっても、制作する質の部分で数値化できない面もあることから、依頼先の判断によっては報酬額の減額など、一定のペナルティが発生する可能性があることにも留意しておきましょう。

・モチベーションの管理を自分で行う必要がある
在宅ワーカーの利点である「場所、時間を選ばない働き方」が、逆に労働意欲を削ぐ働きをする場合があります。やる気、モチベーションを自分なりにコントロールできないことで、やらなければならない作業を先延ばしにし、スケジュール管理の破たんによる報酬の減額、報酬を受け取れないなど、残念な結果になる可能性があります。

成果報酬のお仕事を受けるときのポイントは?

「成果報酬」のお仕事を受ける場合、どのような部分に注意しておく必要があるでしょうか? 「報酬額の受け取り方」はもちろん、これまで触れてきた「成果の基準」に関することについても、ここでもう一度確認しておきましょう。

●成果が何を表すのか明確にしておく
成果報酬の場合、成果の基準はお仕事の内容によりさまざまです。依頼先には客観的に評価可能な「数値化できるもの」によって、確認しておくことが望ましいでしょう。

例えば、記事の制作であれば執筆の本数、ホームページのリニューアルであればPV数、ランディグページであればコンバージョン数、バナー制作であればクリック数など、具体的な数値に換算できるものの方が依頼先との認識の違いを防ぐことができます。

また、作業に入る前の段階で、制作する上で必要な要素を確認しておきましょう。それらを契約書、仕様書などに明記し、依頼先と制作内容のすり合わせを行っておくことが重要です。

●報酬の未払いに注意する
お仕事が無事完了した後の「報酬の受け取り方」についても、前述の契約書などで事前に確認、明記しておきたいところです。

お仕事を受ける側が知らせておく項目は、銀行名、支店名、口座種別(普通、当座)、口座番号、口座名義です。念のため携帯電話など緊急の連絡先も添えておくと不測の事態に備えることができます。

依頼先には、報酬の入金日とその方法、請求書の提出日を確認しておきましょう。特に入金日の確認は大事です。

商慣行として「月末締め翌月末払い」「月末締め翌々月末払い」などの言い方がありますが、翌々月末払いの場合、請求書を出してから2か月後の月末に支払われることになります。入金がないなどの勘違いを防ぐためにも、依頼先の支払いサイト(入金日)をキチンと確認しておきましょう。

入金日に報酬額が支払われなかった場合は、すぐに依頼先の担当者に電話で連絡をとりましょう。支払いがない、遅れるなどの理由は、しっかり確認して、納得しておかないと気持ちよくお仕事を続けることができません。

もし未払いが何度も起こるなどの場合は、法的な措置も考慮に入れる必要もあります。もちろん、お仕事紹介サイトなどが間に入っているなら、運営会社などエージェント側にも連絡し、ひとりで悩まず、まずは相談するようにしてください。

また、前述のような未払いリスクを防ぐために、作業に入る前段階で一定の金額を入金してもらうなどの方法があります。「着手金」などの名目で、一般的に行われていますので、報酬額が大きい、支払いサイトが長いなどの場合は依頼先に相談してみてもよいでしょう。

成果報酬、成功報酬のお仕事は得意な分野から選ぶこと

 

お仕事の内容により、さまざまな条件設定が付く「成果報酬、成功報酬」案件。在宅ワークは時間や場所に縛られない働き方なので、成果報酬、成功報酬のお仕事との相性も抜群です。ここまで説明してきた通り、成果、成功の条件に沿った結果を出すことで報酬を受け取ることができるので、自分の得意分野であればあるほど、その強みを活かし、依頼先の満足度を上げて報酬額アップを目指せます。