一人暮らしの水道代の平均は?水の無駄遣いを減らしてカシコく節約

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一人暮らしの水道代の平均は?水の無駄遣いを減らしてカシコく節約

水道は、料理に使ったり浴槽にお湯をためて身体を洗ったりと、私たちの生活になくてはならないインフラのひとつとなっています。実家で暮らしている時はあまり意識しませんが、一人暮らしを始めると自分が使用した水の水道代を自分が支払う必要があります。何も考えずにたくさん使っていると請求額も高くなるので無駄遣いを減らすことが大事になります。ここでは、一人暮らしの水道代の平均や水の無駄遣いを減らす方法など、水道代をカシコく節約するための情報を紹介します。

水道代ってどうやって計算するの?

そもそも、水道代はどのように計算されているのでしょうか?まずは、水道代の計算の方法や支払のタイミングについて紹介していきます。

●水道代の計算の仕方
忘れがちですが、私たちは普段2つの水道を使用しています。1つは生活に使用するきれいな水を提供してくれる「上水道」です。簡単にいえば蛇口から出る水のことです。もう1つは私たちが使ったあとの生活排水を流す水道である「下水道」です。トイレをしたあとに流す水は下水道のわかりやすい例です。

水道代の金額は先ほど紹介した上水道と下水道の料金を合算させた額が請求されます。では、それぞれの計算方法について紹介していきましょう。

上水道の料金設定は「基本料金+従量料金」で計算されます。基本料金とは水道メーターの大きさによって決まる定額の料金で、最低限かかる金額となります。これに水道の使用量によって決まる従量料金が加算されます。ちなみにこの料金は地方自治体によって設定が異なります。

下水道は基本料金などがなく、下水道に流れた水の量によって請求されます。こちらも計算方法や料金設定は地域によって異なります。

●水道代を支払うタイミング
水道代は多くの場合家賃や通信費などと支払うタイミングが異なります。自治体や住んでいる物件によっては家賃などのように毎月支払いの場合もありますが、水道代は基本的に2か月に1回支払うようになっています。水道代は地方自治体の水道局が徴収しています。

一人暮らしの水道代の平均額はいくら?

一人暮らしをしている人はどのくらい水道代を支払っているのでしょうか?次一人暮らしの水道代の平均額はどのくらいか紹介していきます。

●水道代の月額・年間平均額
一人暮らし世帯の水道代ですが、総務省統計局のデータによると1か月あたりの平均額は2,189円になるそうです。なので、支払いが2か月に1回の場合は一度に支払う額は4,000円くらいが相場になります。ちなみに、年間での平均額は26,266円となっています。

一人暮らしの場合は上水道の利用料も基本料金の範囲内で済むことが多いので、多くの人が上記の範囲で支払いをしますが、お風呂が大好きで毎日のように浴槽にお湯をたっぷりと張っている人や身体を洗っているときにシャワーを流しっぱなしにしている人は上下水道のいずれも利用量が多くなるため、額が大きくなってしまいますので注意が必要です。

●一人暮らしの水道代の推移
月の水道代の平均が2,189円とお伝えしましたが、実は近年、1か月あたりの上下水道代が増加しているのです。

データによると平成22年の平均額は月あたり1,979円でした。しかし、平成25年には月あたり2,099円となり、平成28年には月あたり2,145円と年々増加しており、今後も水道代は増加していくと推測されます。

なぜ、毎年のように水道代が増加しているのでしょうか?決して水の無駄遣いが増えているというわけではありません。水道代が増加している理由として考えられるのは主に2つです。

1つは水道管の老朽化による交換です。水道管には40年という法で定められた耐用年数があり、老朽化が進むと安全性の保持のためにも交換を行う必要があります。なので、1970年代に整備された水道管は耐用年数を超えるものが出てくるので交換が行われています。もちろん交換には費用がかかりますので、その分水道代に上乗せされているのです。

もう1つの理由は、地域の人口減による1人あたりの負担額の増加です。交換も含め、メンテナンスなど上下水道の運用にかかる費用は地域住民で均等に負担するように料金設計されています。

当然、地域の人口が減ると1人あたりの負担額は大きくなってしまいます。なので、人口が少ない、もしくは減少している地域ほどこの影響は大きくなります。

参考:総務省統計局「家計調査年報 平成29年(2017年)家計収支編 単身世帯

一人暮らし必見!水道代のカシコい節約術

水は毎日あらゆるシーンで使用しますので、まったく使わないようにするのは非常に難しいです。逆に、いろいろな場面ですこし水の使い方を意識するだけで水道代は簡単に節約することができるのです。ここでは、カシコく水道代を節約する術をいくつか紹介していきます。

●まとめて洗濯する
洗濯機は1回でたくさんの水を使用します。洗濯の回数が多いことは水道代の増加につながりますので、できるだけ洗濯の回数を減らす工夫をしましょう。

一人暮らしの場合は一般的な家庭と比べて洗濯物自体が少ないので、できるだけまとめて洗うようにするだけで回数を減らすことができます。また、お風呂にお湯を張った日の翌日は、お風呂の残り湯を洗濯に使用することでより節水ができます。お風呂のお湯を洗濯槽に移動させるポンプも比較的安価で買えるので、活用しましょう。

●シャワーを使いすぎない
身体や髪の毛を洗っているときにシャワーを流しっぱなしにしていたりしませんか?水道代を上げる一因になるので、シャワーはこまめに止めるようにしましょう。シャワーを流す時間を短時間に留めるほど節水につながります。

さらなる節水をしたいのであれば、シャワーヘッドを節水モードのあるものに付け替えるという方法も節約術のひとつです。

●トイレの水は「大」と「小」を使い分ける
トイレの種類によっては流す水を「大」と「小」で使い分けることができるものがあります。もちろん小のほうが流す水量は少ないので、トイレでは積極的に小で流すことで水の無駄遣いを削減できます。

しかし、無理やり小で流すと詰まる恐れもあるため、しっかり大と小を使い分けるように心がけるだけでも効果が表れます。節水のためには大と小をしっかり使い分けましょう。

日々の生活を見直して、カシコく節約しよう

水道代は家賃や通信費などと比べると2か月で約4,000円と安いです。しかし、毎日欠かさず使うもので蛇口をひねればいくらでも使えてしまうため、まったく何も気にせずどんどん使ってしまうと、徴収のときに意外に痛い出費になってしまうこともあります。

水の使用を抑えることはそう難しいことではありません。重要なことは日々の生活を見直してみることです。水を無駄遣いしないという視点で振り返ってみると、意外と節水できるポイントが見つかるはずです。

今回紹介した節約術もほんの一部です。探せばまだまだ見つかりますし、もっと視野を広げて電気代やガス代なども節約できるようになればさらに出費を抑えることができるでしょう。

無理に制限をかけて我慢をするよりも、日々の生活のちょっとした節約ポイントを改善していくことが長続きする節約のコツです。節約は長期間続けることで効果が現れますので無理をしないことも大切。今回紹介した節約術を参考にして、カシコい節約の第一歩を踏み出しましょう。