電気代を節約するには?家電ごとの節電方法から電力会社の見直しまで

お役立ち記事一覧へ戻る

電気代を節約するには?家電ごとの節電方法から電力会社の見直しまで

生活費の中でも光熱費は電気・ガス・水道といった支出を指しますが、中でも電気代は光熱費の半分程度を占めることがあります。そのため電気代を節約すれば、その分は貯金や他の生活費の足しにすることが可能になります。節約意識を持たないと、電気も無駄に浪費しているかもしれませんね。

そこでここでは電気代を無理なく節約できるいろいろな方法をご紹介します。実はちょっとした節約術を理解すると、年間でかなり得する場合もあるのでぜひご一読ください。明日からでもできるコツが満載です。

平均額はいくら?世帯人数別の電気代と基本的な節約術

電気代といっても住んでいらっしゃる環境やご家族の人数によってもかなりの違いがあります。例えば契約しているアンペア数の基本料金を変えるだけでも年間の電気代がぐっと安くなることもあります。

  • 電気代の平均額は?

皆さんの月の電気代の平均額は一体いくらなのでしょうか。総世帯の月平均の電気料金としては8,708円という数字を参考にみていきましょう。総務省の「家計調査 総世帯」によると、単身世帯なら5,392円、2人世帯なら9,176円、3人世帯なら10,485円、4人世帯なら11,239円といったように、世帯の人数が増えると電気代がアップします。もちろんこれは平均なので、季節的な変動や、オール電化にしているなどの条件によっても異なります。

  • 電気代の節約術

・アンペア数を見直す

電気代を節約したいなら、まずはアンペア数を見直すというのも良い方法です。実は電気料金の中でも契約アンペアというものがあり、このアンペア数を減らすことができればその分の基本料金を下げることができます。

例えば10アンペア下げることができれば、基本料金だけでも1カ月あたり200~300円安くなります。これは年間なら2,400~3,600円違うということになります。具体的な例をあげると、東京電力エナジーパートナーの電気料金は10アンペアが280.80円、15アンペアが421.20円、20アンペアが561.60円、30アンペアが842.40円となっています。しかし節約できる金額については電力会社や電気使用量によっても異なるのでご注意ください。どこでもアンペアを必ず下げられるとは限りません。※2018年9月現在。

また契約中のアンペア数を確認したい場合は、請求書や明細書、スマートメーター、ウエブ明細書などから確認できますので、一度ご覧ください。

・使わない家電のコンセントは抜く

昔から言われている手法ですが、年間の消費電力を下げるためには、使わない家電のコンセントを抜くという方法があります。利便性が下がるのでコンセントを入れたままにしている方も多いでしょうが、これができると年間6%の待機時消費電力が節約できるといわれています(経済産業省資源エネルギー庁「待機時消費電力を減らしましょう。」より)。節電タップというものもおすすめのアイテムです。

・時間帯別電灯に切り替える

ご家庭では使用量のみで電気代が決まる「従量電灯」という形で利用されていることが多いはずです。ただしこれ以外にも、時間帯別電灯という方法なら、生活スタイルを変えることなく節約することができます。これは使用する時間帯によって電気代が変わる仕組みで、朝などの安い時間帯に多く使う、または夜の電気代を割安に設定するといった形で提供されています。これはお使いの電力会社によっても割引率や時間帯が違うので、一度確認してみてください。

夜だけ集中的に使うご家庭なら夜の割引にする、朝全員が顔を合わせて使用する頻度が高いなら朝の割引プランにするなど、ライフスタイルに合わせて選ぶことができます。

コツコツ実践!家電別の節電テクニック

今まではアンペアや割引プランなど、電力会社のプラン設定を見直すことをご紹介しましたが、ここではご家庭でできる家電製品の節電方法について解説します。理解しているつもりでも実際は実行していなかった方法などもありますので、もう一度見直してみてください。

  • エアコンの節電テクニック

例えばエアコンを1カ月つけっぱなしにして利用したとします。消さないで連続使用するので電気代が相当かかるようなイメージがありますね。ところがエアコンはつけたり消したりするよりも、効率の良い自動運転を利用したほうが、節電効果が高いことがわかっています。

そして効率的に冷たい空気を回すなら、扇風機やサーキュレーターなどを一緒に使うこともおすすめです。あまり低い温度にせずに適温に設定して連続使用したほうが、電気代は節約できます。またエアコンのフィルターや室外機も定期的に清掃しておくとエアコンの効率が下がらないので、電気代は余計にかかりません。

特に見逃されてしまうのが室外機のメンテナンスです。冬は防雪ネットをかぶせて雪から守る、周囲の雑草を刈るといったこまめな工夫をしておきましょう。

  • 冷蔵庫の節電テクニック

冷蔵庫の節電もいろいろな方法があります。従来から言われている方法は、何度も繰り返し開け閉めしない、開けっ放しにしないということです。節電の基本は冷蔵室を明け気味に、冷凍室はビッシリと入れるというのが基本です。冷気が逃げるという場合は、専用シートも売られているので活用するのもおすすめです。

そして季節によっても温度設定を変えてみましょう。夏は低め~中、冬場は多少高めに設定して、振れ幅が大きくない(つまり夏ならかなり温度を低くしてしまう、冬なら温度を高く設定する)ようにしてみることです。そして家具の配置にも気を使ってみてください。それは冷蔵庫が壁や家具などとくっついて配置されていると、放熱することができず、電気代がかえって上がってしまいます。意外と盲点なのが、冷蔵庫の上にものを置くことです。これも同じ理由なのでできれば避けたい行為です。

そして言うまでもなく、食品を詰めすぎない、扉は素早く開け閉めして、開閉回数を減らしてみるということも忘れないようにしましょう。

  • 洗濯機の節電テクニック

洗濯機は夏になると稼動回数が増える家電製品です。ご家族が多い家庭なら、朝から2回使うという話もよく聞きますね。しかし本当ならまとめて洗濯するほうが洗濯機を回す回数が少なくなるので節電につながります。どうしても洗濯物の量が多いなら、時短コースを設定する、数回に1回は節電コースを使うといった、こまめな方法を行ってみてください。

  • パソコンの節電テクニック

最近は常にスマホを使っているという方が多いのでしょうが、パソコンも節電することができます。例えば90分以内に再度使うのであれば、シャットダウンをしないでスリープモードを選んでおきましょう。これは再起動させるために電気を使うという理由です。

またあまり加熱させないように通風口の風通しを良くしてあげてください。また明度や音量を下げるといった小さい工夫も有効です。

節電の効果が出ないときは?

節電できることを実行しているのに節電効果が出ないということもあります。普段からこまめにいろいろな対応をしている、コンセントを外す、エアコンを調整しているのに、思ったように電気料金が下がらないというケースです。そのような場合はどうしたらよいのかをご紹介します。

  • 電力会社の変更を検討する

さまざまな工夫をしてみても、電気代を抑えられないという場合は、契約している電気会社を見直してみるという方法もあります。電気会社によっても最初から基本料金が高めの設定になっている場合、電気会社自体を変えてしまうという方法もあります。契約アンペアの基本料金が高いと、いくら節約しても節約効果が出ないこともあります。契約アンペアは同じでも電気会社によって基本料金は違いますので、ぜひ一度見直してみてください。

もしかしたら消費電力を抑えるにも限界があるということも想定されます。これは大元の契約会社の基本料金が高い場合は、一度見直してみるということも大切です。最初からアンペアが高いという場合、自分の生活に合った料金プランを見直してみるということを一度してみてください。ただし、アンペアが建物の構造上変えられないというケースもありますのでご注意ください。

  • 家電を新しいものに買い替える

気が付かない例としては、古い家電製品の消費電力です。これは古い家電が新しいものよりも消費電力がかかることがあるためです。新しいもののほうが性能は優れていることが多く、省エネ効果もあります。最新式だから電気を消費しそうなイメージがありますが、実際は新しいもののほうが効率よく電気を消費する場合がほとんどです。

  • 家具の配置を変える

これは基本的なことですが、意外と気が付かない方もいます。窓の位置や風向きによってもエアコンの効き目は変わります。空気が上手に室内を循環すれば、エアコンの効きもよくなるので、家具の配置を一度見直してみてください。

電気代を節約するなら基本料金と家電製品に注目!

電気代は毎日の積み重ねです。実は気が付かないところで意外と消費していることがわかります。また基本料金を見直すことは、電気代を節約するための第一歩です。また朝や夜に安いプランを提供している電力会社を選ぶことで、節電を意識しなくても節電効果を生み出すことも可能です。

家電もこまめに消す、コンセントは使わないなら外しておく、電気を使う製品の特長や性質を知って、効率的な稼動をさせてみましょう。ちょっとしたポイントを知って、ぜひ電気代を節約してみてください。塵も積もれば山となる、年間での節約は意外と大きいものになるかもしれません。